アントニオ猪木さん 逝く

2022/10/06

趣味の話と雑談

 

アントニオ猪木さんが、1日にお亡くなりになりました。

今日は私の昭和プロレスの思い出話もしながら、猪木さんを追悼したいと思います。


私の中でアントニオ猪木さんは、昭和後期のプロレス界を盛り上げ、そして現在までの格闘技イベントの道を作ってきた偉大な格闘家だったと思っています。


私が時々、高齢両親や子供部屋おじさんへのストレス用語で使う「ラリアット」「DDT」「バックドロップ」などはプロレス技用語です。

私は昭和後期時代、テレビ朝日で放送されていた「新日本プロレス」の放送が好きでした。

あの頃の我が家にはTVが1台しかなく、TVを見るためには狭い茶の間にいるしかないのですが、自分の好きな番組を見れるわけでもなく、チャンネルの権利は、父親→母親→父親→母親の無限ループ(笑)

私たち兄妹が勝手にチャンネルを変える権利はありませんでしたが、そんな中でも父親が好きで見ていたプロレス中継を一緒に見ているうちに、私もプロレスのファンになるのでした(笑)


私の中でのアントニオ猪木の伝説


アントニオ猪木さんの人生には、たくさんの伝説がありますが、真っ先に思い浮かぶのが試合での伝説ではなく「闘魂注入ビンタ」です(笑)

猪木さんが早稲田予備校で講演会をした時に、ファンとの触れ合いの場で「思いっきりかかってこい‼」と余裕の表情で言った猪木さんに、控え目にパンチを腹に打ち込む予備校生。

「効かない効かない」と余裕の表情の猪木さんに「俺もいいですか?」と一人の予備校生が名乗りをあげます。

その予備校生が遠慮のない本気の一撃を猪木さんの腹にパンチ‼

予想外の威力の一撃を腹に見舞われた猪木さん。

その直後、反射的に素人相手に遠慮のない反撃のビンタ‼を喰らわす猪木さん(笑)

当時まわりにいたスタッフさんは、その瞬間に凍り付いたそうです。

ですが、猪木さんから反撃のビンタを喰らった生徒さんは「ありがとうございます‼」と猪木さんに感謝の礼をしたんですよね。

その一言で場が和み、闘魂ビンタは「闘魂注入」という言葉となり、今現在でも伝説の儀式となりました。

ちなみに当時ビンタを喰らった予備校生徒から合格者が続出した‼という後付けもあり、闘魂ビンタ=縁起物。という伝説にもなったのだと思います。

闘魂ビンタ第一号さんも勿論合格されたそうですが、今どうしてるのかなぁ~と、時々気になります😄


猪木のビンタ早稲田予備校 

上記の言葉でYouTube動画検索して是非見てみてくださいね。無条件で笑えますよ(笑)


当時は猪木さんの闘魂ビンタと共に、選手入場の時にスタン・ハンセンさんが振り回すロープに叩かれたいとか、ブルーザー・ブロディさんのチェーンで身体を巻きつけられたいとか、選手にエルボーを喰らいたいとか……。

今だったら大問題かもしれないけど、そんなプロレスファンもたくさんいた時代だったなぁ~(笑)


試合での伝説もたくさんありました。

タイガージェットシンさん、アンドレザジャイアントさん、ブッチャーさんなどとの演出アリ(笑)の死闘、ハルクホーガンさんとの死闘も思い浮かびます。

でも一番に思い浮かぶのは、やっぱりボクシング世界王者のモハメド・アリさんとの異種格闘技での試合。

ゴング開始直後にスライディングキック。通称「アリキック」

その後は、試合終了まで猪木さんはマットに寝そべっての戦い(笑)

今見たらきっと笑ってしまうと思うのですが、ルールに違反しないトンデモ発想の本気の戦略を考えるのが猪木さんだったのかもしれません。

現在までYouTube動画でこの試合を観返したりしたことはないのですが、「アリキック」は当時の記憶だけがずっと頭の中に残っているのですから。


猪木さんの技にもたくさんの種類があります。

コブラツイストから変形した卍固めのネーミングも凄い(ファンが付けたそうですが)

でも私の中では「延髄切り」かな。どうやったらあの技が考え付くのか?(笑)

当時、猪木さんのキメ技だった「延髄切り」ですが、TV中継を見ていて猪木さんがTV中継終了ギリギリで繰り出すのが延髄切り。

延髄切りを喰らった相手はフラフラと倒れ込んでダウン。

試合終了のゴングがTV中継1分くらい前に鳴ったりするんですけど、見ているこっちは明らかに「いや、当たってないだろ」「あんなんで倒れるか‼」とかTVの前でワーワー言ったりもしてました。

全ては演出ありのプロレスですが、でも……それが昭和プロレス。

プロレスはショーですから、それでよかったんです。それで十分楽しめていたんです😄


アントニオ猪木さんの名言もたくさんあります。

引退試合での「道」は語り草ですが、私が真っ先に思い浮かぶのは……


「元気ですかー‼‼ 元気が一番、元気があれば何でもできる」


『健康な身体と行動力があれば、だいたいやりたい事はできる!』 

そんな風に受取っています。



プロレス界を盛り上げて、レスラーとしても個人としてもたくさんの伝説を作ったアントニオ猪木さん。

その風貌から、下顎を突き出してファイティングポーズをとれば、老若男女問わず誰のモノマネをしているのかもすぐわかるほどの知名度を誇りました。



猪木さんへ追悼の10カウントゴング。

そしてご冥福をお祈り申し上げます。と共に、猪木さんへ贈る最後の感謝の言葉はこの言葉が一番ふさわしい。


"燃える闘魂" アントニオ猪木さん 「ありがとうございました‼」





今日も読んで下さりありがとうございました。



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