お世話を怠って萎れていた私の自宅にあった可哀そうなポトス。
お水をたっぷりあげたあの日から……見事に復活してくれました‼
復活する前の状態はこちら
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ポトス……ごめんね。これは酷すぎた😖
でも、ポトスの生命力って本当に凄いですね‼
それにしても、葉だけじゃなくて茎まで枯らす&鉢も汚くて……
どれだけ長い間お世話していなかったのか……ポトスに申し訳ない気持ちでした😢
ポトスの生命力
葉っぱがふさふさの見た目可愛らしいポトス。
私のようなお世話を怠る人間でも「育てやすい」「枯らしにくい」「価格も手ごろ」で人気がある観葉植物だと思います。
また、強い耐陰性と病害虫の少なさなども人気の理由だと思います。
***耐陰性(たいいんせい)とは?***
植物が日光の少ない日陰や半日陰の環境でも、光合成を行い生長できる能力や性質のことです。森林の下層部などに自生する植物に見られ、モンステラやポトスなどの観葉植物に多く、室内栽培で日当たりの悪い場所でも枯らさずに育てられる指標となります。
その可愛らしい見た目からは考えられないポトスの驚異的な生命力と回復力のタフさはいったいどういう構造なのか?
少し気になったので調べてみました。
ポトスの「しおれる」と「復活」のメカニズム
ポトスが「しおれても復活する」仕組みを水がパンパンに入った小さな「水風船」で例えて考えると以下のような状態になります。
*GoogleAI(Nano Banana pro)のインフォグラフィックで作成しました。
1. 葉が元気なとき(水が十分)
水風船(細胞)の中に水が満タンに入っていて、風船のゴム(細胞壁)を内側から「パン!」と強く押しています。
その結果、 この押す力のおかげで、葉はピンと張ってシャキッとしている状態。
2. 乾燥でしおれるとき(水が不足)
水をあげないと、葉からどんどん水が空気中に逃げていきます(蒸散)。
水風船の中の水が減り、しぼんでいきます。
内側から押す力がなくなり、全体的な見た目もフニャフニャになります。
葉っぱが自分の重さに耐えられなくなり、ぐったりと垂れ下がってしまいます。
これが「しおれ」です。
なぜ葉っぱが垂れ下がるのか?
葉っぱが 垂れ下がるのは、葉を日光に当たるのを避けるためです。
日光に当たると、水が蒸発するスピードが速くなってしまうので、「これ以上、水を逃がさないで!」というポトス自身の最後の抵抗なのです。
3. 復活のとき(水をあげる)
たっぷり水をあげます。
ポトスはストローで水を飲むように、根から水をぐんぐん吸い上げます。
水が再び水風船(細胞)の中に入り、水が満タンになって、また葉っぱもパンパンに膨らみます。
内側から押す力が復活し、フニャフニャだった葉が見事に立ち上がり、元の元気な姿に戻るのです!
ポトスが水やりを忘れてもすぐに枯れないのは「水を貯めておく力」と、「しおれることで水の蒸発を防ぐ賢い防御能力」を持っているからなんですね。
みなさんもポトスの葉っぱがしおれていてもまだ諦めないで‼
その葉っぱのしおれは、ポトスが生き残るために必死で戦っている合図なのだと……
覚えておいてくださいね。
常にこの状態を保てるように、これからはポトスの気持ちも考えてお世話頑張ります😊
今回ポトスのことを色々と調べてみたら……とても心が痛くなった😢
そうだよ、私と同じように生きているんだもの。
ポトスのメカニズムを調べて今回知ったことではありますが、しおれても「〇んでたまるか‼」という強い生命力で、自らの葉をしおらせながら水を与えてもらえるまで生き延びようと必死に頑張っていたポトス。
強い生命力はちょっと違うかもしれませんが、何度でもゾンビのように生き延びようと今をもがいて生きている私と同じ(笑)
それを知った今は、もう二度とお世話を怠るまい‼と誓ったのでした。
しかし、これからはお世話を怠らないようにしていこうと思う反面、また復活してくれる強い生命力のポトスだから「萎れてもお水あげたら復活するから……まぁまたお世話を怠っても大丈夫だよね」という気持ちが心の奥底にあるのも事実なのでした😅
誰も訪ねてこない一人暮らしのズボラな私の部屋で、唯一窓際インテリアのポトス。
最初、1鉢500円で購入してから挿し木でどんどん増えて、今は合計で10鉢くらいになっています。
私が寿命を全うした時、棺桶にはこのポトスたちに埋め尽くされたいと……
お花の代わりにポトスの葉っぱをカットして、布団みたいに掛けてもらえたら……
そんな最期は子孫のいない私には100%訪れないだろうけど(笑)
現実的には実現不可なことは分かっておりますが、そんな最期を迎えられる夢を見ながら、これからもポトスを増やし、お世話も怠らないように生きていこうと思ったのでした😊




