10月17日、労働組合などが呼びかけた生活費高騰・物価高への対策を求めるデモと高校生の運動が合流し、全国規模の大きな動きとなりましたが、デモに紛れる形で一部が過激化し、各地で車両への放火、商店への襲撃や略奪が発生しました。
中部リモージュでは、暴徒が市庁舎に放火してほぼ全焼する被害も出ています。
フランス中部リモージュの市庁舎
19世紀(1883年)に建てられたネオ・ルネサンス様式の歴史的建造物
2026年10月17日の大規模デモが暴徒化した際、放火により鐘楼が崩れ落ち、ほぼ全焼しました。
歴史的芸術の宝庫であるルーブル美術館に何かあったらと思うと……怖くなりました。
フランスと言えば、漫画「ベルサイユのばら」を読んでから、死ぬまでにベルサイユ宮殿を実際に見てみたいと思っていた私。
現実的には底辺生活で終わりそうなので、フランスには一生行けそうもありませんが、ヴェルサイユ宮殿は1661年にフランス国王ルイ14世が本格的な造営を命じて建てられた歴史的建造物。
歴史的な建造物や文化財、遺跡などは、一度破壊されてしまうと二度と元には戻せない唯一無二の存在です。
それらは過去の人々の生活や技術、思想を現代に伝える重要な遺産であり、未来の世代へ引き継ぐべき共通の財産でもあります。
自国に歴史的建造物や文化財などがあれば、それらを大切に国民は思うはずです。
日本人だって歴史を感じられる城が破壊されたら……誰だって怒り悲しむはず。
フランスの略奪行為をする人間たちを見て、日本も危機感をもっともたないといけない。
そう強く感じています。
ただ、正当なデモ参加者と、騒ぎに乗じて犯罪行為や破壊活動を行う犯罪者集団(過激派)を混同してはいけないとは思っています。
フランスの首都パリの美称で、たいへん華やかで栄え、芸術や文化、美食などが花開いている都市を指す言葉。
早く騒動が沈静化して欲しいと願うばかりです。

