今夜放送の「金曜ロードショー グーニーズ」が話題になっています。
映画自体はもちろん面白く、豪華製作人と豪華若手キャストが有名ではありますが、それ以外で注目されているのが、今のところ動画配信では決して聞くことのできない、このTV版の吹き替え声優さんたちが豪華だという所なんです。
映画 グーニーズ
1985年
製作総指揮 スティーヴン・スピルバーグ
脚本 クリス・コロンバス
監督 リチャード・ドナー
この3人だけ見ても、もう既に豪華です。
製作総指揮 スティーヴン・スピルバーグ
スピルバーグは説明しなくても数々のヒット作を世に知らしめたヒットメーカー。
「ジョーズ」「E.T」「インディージョーンズ」「バックトゥザフューチャー」など、作品をあげだしたらキリがないくらいです。
脚本 クリス・コロンバス
今作「グーニーズ」「グレムリン」などの脚本を手掛け、後に「ホームアローン」「ハリーポッターシリーズ」を監督として大ヒットを連発させました。
監督 リチャード・ドナー
「スーパーマン」「リーサルウェポン」は監督として大ヒットさせていますし、最近ではプロデューサーとして「X-MEN」シリーズもヒットさせています。またちょっとあまりしられてないかもしれませんが、あのオカルト傑作(当時)「オーメン」も同監督作なんです。
私の大好きな「ラジオ・フライヤー」も同監督作品。
私にとって「グーニーズ」は、スピルバーグの「インディージョーンズ」やコロンバスの「ホームアローン」を上手く混ぜ合わせ、リチャード・ドナー監督によって絶妙のファンタジーに仕上げられた印象を感じます。
豪華若手キャスト
マイキー役(主人公) ショーン・アスティン
グーニーズで映画初出演初主演。
「ロードオブザリング」シリーズが有名かもしれませんが、若かりし頃の「メンフィス・ベル」なんかも良かった記憶が(笑)少し低迷期もありましたが、今は順調にキャリアを積んでいます。
ショーンの母親は、あの有名なパティ・デューク(奇跡の人でアカデミー賞受賞)
ブランド役(マイキーの兄) ジョシュ・ブローリン
父親も俳優のジェームズ・ブローリン。
最近では「アベンジャーズ」シリーズがサノス役で有名ですが、若かりし頃の「インビジブル」「完全犯罪」「ミミック」などにも出演。ダイアン・レインの元旦那様としても有名ですね。
マウス役 コリー・フェルドマン
コリー・フェルドマンは「スタンドバイミー」のテディ役が強く印象に残っていますが、子役時代はTVシリーズの「がんばれベアーズ」映画「グーニーズ」「グレムリン」「スタンドバイミー」「ロストボーイ」などのヒット作に立て続けに出演。大人になって少し低迷していた時期もありますが、現在も俳優業を続けています。
チャンク役 ジェフ・コーエン
喰食いしん坊の太っちょチャンクを演じたコーエンは、グーニーズ以降、数本の作品に出演した後に芸能界を引退。現在はエンタメ業界専門の弁護士さんになっているそうです。
リッキー役 キー・ホイ・クアン
キーくんと言えば「インディージョーンズ 魔宮の伝説」のインディの助手役がコミカルで可愛くて印象に残っています。その後に「グーニーズ」に出演後は数本の作品に出演。現在は「武術指導コレオグラファー」として「X-MEN」などの作品にジョナサン・キーとして参加しているようです。
その他にも、マーサ・プリンプトン、ケリー・グリーンの子役女子もキュートで可愛いです。
グーニーズTV版 豪華吹き替え声優
今回TVで放送される「グーニーズ」日本語吹き替えは、TV版でしか味わえない豪華声優陣の共演が多くの「グーニーズ」ファンの楽しみな一つ。
現在、動画配信されている「グーニーズ」吹き替えは、ソフト版なので、このTV版の吹き替えではないんですよね。
今日の金曜ロードショーで放送される吹き替えは33年前に吹き替えされたもの。
出演者の声優陣にとっても若かりし頃(笑)の勢いある吹き替えが見どころです。
マイキー役 藤田淑子
一休さん(一休)、キテレツ大百科(キテレツ)、ダイの大冒険(ダイ)など数々のアニメ主演アテレコをされてきた大御所声優さん。残念ながら病気により68歳と言う若さで2018年に永眠されました。個人的に「金色のガッシュベル」のゾフィス、「ガラスの仮面」の月影先生も藤田さんだったなんて今回記事を書いていて初めて知って驚きでした。少年から大人の女性までこなせる素晴らしい声優さんでした。
ブランド役 古谷徹
もう何も言わなくても誰でも知ってますね。機動戦士ガンダム(アムロ・レイ)、名探偵コナン(安室透)、巨人の星(星飛雄馬)、ワンピース(サボ)あげだしたらキリがありません。33年前のアテレコですからね、若かりし頃の古谷さんのブランドの声に注目です。
マウス役 野沢雅子
おら悟空!もう何も言うまいのレジェンド野沢先生です。本当に作品名を書くのもおこがましいくらい(笑)ただ、この「グーニーズ」のアテレコをした年はちょうどTVアニメ「ドラゴンボール」の孫悟空を演じていた時とかぶるんですよ。だから、ものすごい楽しみですね。
チャンク役 坂本千夏
となりのトトロのメイちゃん、少年アシベ(アシベ)役など様々な作品にて多くのアテレコ、吹き替えをされています。「グーニーズ」のアテレコ時期とトトロの公開時期は同時期なので、あのメイちゃんの声がお騒がせチャンクにピッタリな気がします。
リッキー役 菅谷政子
家なき子レミ(レミ)、忍者ハットリくん(ケン一)、エースをねらえ(愛川マキ)などが私の知ってる代表作。残念ながら今年の2月に病気の為83歳で永眠されました。
映画の吹き替えでは「チャイルドプレイ2」のアンディー役が記憶に残っています。
まとめ
長々と書きましたが、私がアニメオタクだとバレてしまいました(笑)
でも、俳優さんや芸能の方が吹き替えたりしても違和感ない作品も勿論ありますが、やっぱり違うなぁ~って思ったりすることの方が多い気もします。
時には動画配信でお金を払って吹き替え版を見た時に「〇ざけんなよっ!」って言いそうになる時もあります(笑)
文句言うなら「字幕で観ろよ!」って言われた事もありますが、年を取ると目が悪くて字幕を読めないこともしばしば、英語もわかりません(笑)
アニメもそうだし映画の吹き替えもそうなのですが、やっぱり作品に命を吹き込む声優さんに演じて欲しいと常日頃思ってたりします。
時には、ちょっと……みたいな作品が、声優さんの吹き替えで輝いたりするときあるんですよね。ただ、逆もしかりで、本職の声優さんでも「えっ!」って思う時もありますけどね😁
豪華声優陣の一番全盛期の声がまとめて聞けるのも、このTV版だからこそ。
私は家にTVがないため(笑)実家のデッキにて録画しておきました。
今日は観れないけど、たのしみに保存しておきたい作品です!
今日も読んで下さりありがとうございました。