今、スパゲッティってあまり言わなくなりましたよね。
「何食べる?パスタ?」みたいな感じで、スパゲッティとは言わずに、ほぼパスタって言う人の方が多い気がしますが(私もですが)でも、私が子供の頃は「スパゲッティ」って言っていました。
ちょっと気になったので調べてみました。
スパゲッティ?パスタ?
そもそもパスタとは総称になります。小麦粉を練って作るイタリア発祥の麺類のこと。
なのでマカロニやペンネなどもパスタの部類となります。
じゃあスパゲッティは?
イタリアでは、直径が2㎜前後の細長い麺ロングパスタのことを「スパゲッティ」と呼びます。
本場イタリアでは麺の太さによってスパゲッティなどの名称も違ってきます。
ヴェルミチェッリ 2.1~2.2㎜
スパゲッティ 2.0㎜
スパゲティー二 1.6~1.7㎜
フェデリーニ 1.4~1.5㎜
カッペリーニ 1.3㎜以下
日本だと私と同じようにイタリアでは「スパゲッティ」と呼ばれているものをパスタ、その他のマカロニ、ペンネ、ラザーニャは、その名の通りマカロニグラタン、ペンネアラビアータ、ラザニアなどの料理名で呼ぶことが多いですけど、スパゲッティは、パスタ料理の1つの分野。という事なのですね。
スパゲッティ 兄との思い出
私の中で「スパゲッティ」と言えば、兄が時々作ってくれるパスタ。
子供の頃、母親は料理が好きじゃない人だったから(笑)スパゲッティなんて一度も作ってくれたことなかったです。
飲んだくれオヤジ(笑)がご近所さんと旅行で留守の時、母親もおしゃれして何処かに出かけて行ってた。今思えば、浮気でもしてたのかな(笑)
子供のごはんの用意なんてしないで出かけていくんですが、そんな時、決まって兄が「スパゲッティ」を作ってくれた。
あの料理嫌いな母親がスパゲッティの乾めんなんて購入しているわけないから、きっと兄のお小遣いで材料を買ってきて作ってくれたんだと思う。
乾めん全部茹でたの?って言うくらいスパゲッティが山盛りのお皿が目の前に出されて、私は決まって兄に聞いてた。
「これ、全部食べていいの?」
兄は笑って「○○の分なんだから、全部食べていいんだよ」
二人でお腹いっぱい吐きそうになるくらい夢中で食べた記憶があります(笑)
今は、陰謀論好きな無職の子供部屋おじさんの兄だけど、私にとって「優しいお兄ちゃん」だった頃もあるんです。
実家に帰って、母親がデイサービス、父親が畑にお弁当を持って出かけると、兄が時々お昼に「スパゲッティ」を今でも作ってくれる。
「スパゲッティ」を食べるたびに、子供の頃を思い出します。
そして、必ず上にのっている謎のちぎったチーズ。あれは、パルメザンチーズの代わりでしょうか(笑)
でも、この「スパゲッティ」は、私にとって永遠に「お兄ちゃんの思い出のスパゲッティ」なんです😋
味は…まぁ…普通?(笑)
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