高齢父が拘って節分には毎年作っていた「柊鰯(ひいらぎいわし)」
でも今年は作りませんでした。
柊鰯(ひいらぎいわし)
節分には、めざし(目刺し)を食べる風習や、柊の葉に焼いたイワシの頭を刺した「柊鰯(ひいらぎいわし)」を玄関先に飾る風習があります。
柊の葉のついた枝に焼いたイワシの頭を刺した節分飾りで、魔除けや厄除けの意味合いがあります。
柊の葉の棘が鬼の目を刺す、塩鰯を焼く臭気と煙で鬼が近寄らないなどの理由で飾られています
地域によって「焼嗅(やいかがし)」、「柊刺し(ひいらぎさし)」とも呼ばれます。
柊鰯は平安時代ごろから各地で飾られており、季節の変わり目で体調を崩しやすい時期に邪気が入り込むことを鬼に例えて、鬼退治を行うことを目的としています。
GoogleAI検索より一部引用 引用元:節分めざし
高齢父が毎年節分の時期になるとソワソワして、畑にある柊を二人で摂りに行って、帰りにスーパーに寄ってめざしを購入してくる。
実家へ日参するようになってからこの時期の恒例行事でありましたが、先日高齢父とスーパーへ買い物に行きました。
高齢両親はほとんど家から出ない生活をしています。高齢母はもう杖をついて歩くのもおぼつかないので買い物に行くのは難しいですが、高齢父はスーパーのカートを押しながらだと多少は歩ける。
整形外科に痛み止めの処方箋を貰う(今は本人が診察しないと処方箋も貰えないので)帰り道にスーパーに寄ってきました。
高齢父と買い物をすると……ストレスがMAXになります。
値段を見ない、自分が食べたい食材は高額だろうがお構いなし、普段から買い物をしていないので今最高値になっているような食材でも平気でかごに入れようとする。
その都度「それは高いから今はいらない」と私が言おうものなら……
「じゃあいいや‼」
と怒り気味にいじけるのです。
スーパーに置き去りにしようかと思いますよ😆
この間、お買い物に行った時に「びんちょう鮪」のお刺身用のサクが特売だったのです。
サクで500円くらいでしたが、たまにはお刺身くらい食べさせてあげたいと思い高齢父が刺身を選んでいるのも黙ってみていました。
そのお刺身を選び終わって魚売り場を移動している時に「めざし」が目に入ったのです。
そういえばもうすぐ節分。
また柊鰯を作ると言い出すだろうから、先に購入して冷凍しておこうかなと思ったんですが、そのめざし5本入りが300円くらいだったの。
いつも8本くらい柊鰯を作るから……いわしに600円出すのもなぁ~と思って黙ってたんです。
そうしたら高齢父が「カツオのたたき」のサクも480円くらいの特売だったからまた購入しようとしていたので「もうすぐ節分だからめざしを買うんでしょ?めざしが1パック300円するからカツオの刺身はまた今度にして」とお会計が心配になってきたので私が言ったんです。
カツオも買う、めざしも買う、とまた喚きだすかなと思ったら……
「めざしなんかいいや、今年は作んねぇ、いらない‼」
あれだけ毎年「柊鰯を作らなきゃだめだ‼」といって喚いていたのに……
50年以上続けていた高齢父の恒例行事である「柊鰯」も「カツオの刺身を食べたい」誘惑に負けたのでした😁
それに2つとも買うって言わなかったので、少しはお会計の心配もしたのかな(笑)
お刺身のサク2つで1,000円超えは痛い出費ですが、たまには好きなものを食べさせてあげれる日があってもいいのかな。と思ったりします。
お正月以来だっただろうし。
お刺身以外の食材は特売品と見切り品しか購入しないので、4日分の食費で会計も3,000円でお釣りがくる買い物しかしてないから。
でも、生活費の計算などしていない高齢者には物価高で食費以外の光熱費などの値上がりとか実感がわかないから……。
高齢父との買い物は毎度ストレスがたまります😅
それにしても、めざしってこんなに高かったですかね?
昔はめざしって安くてしょっぱいから、めざしだけでご飯が食べられる。っていう貧乏食だったのにね。
今回はその値段にも驚きました。
兄めし もつ煮
高齢父と買い物に行った時に「モツ」が安かったので購入してきて兄にもつ煮を作ってもらいました。
兄は鍋一杯作るから😅残った分を自宅にも持ち帰ってきてご飯にかけて食べました。
でも、兄のもつ煮はすごく美味しいんです。
高齢母はモツとか食べれないので、野菜や食べちゃったけど厚揚げが入ってました。
野菜は実家のお隣さんからおすそ分けで頂いた大根とカブ。
今野菜が高いからお隣さんから頂く野菜のおすそ分けは本当に有難いです。
少し残しておいて、スープにカレールーを入れた「モツカレー」
出汁が効いた和風カレーで美味しかったです。
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