この時期、高齢両親の介護当番で実家にいると詐欺電話が1日に2~3回はかかってきます。
・家にある食器などご自宅に伺って何でも買い取り致しますぅ~
・以前、床下の点検でお世話になりましたぁ~そろそろまた定期点検の時期が来ましたのでぇ~お電話したんですよ~、はい~
なぜか、みんな語尾が伸びてるんです。
その時点で怪しいし、ボロ屋にはお宝も眠ってないし、床下点検なんて家を建ててから1回もしてないでしょ(笑)
それに……あのボロ屋を見たら、詐欺師もUターンして帰っていきます。きっと😁
でも、1つだけ物凄く紛らわしい電話があるんです。
電話に出ると
「はい、こちらは県警から業務委託を受けているコールセンターなのですが~」
これをきくと「詐欺電話でしょ」と思います。
警察が民間業者に業務委託?怪しいって思いますよね。
ですが、○○県警の委託を受けた民間事業者が運用しているコールセンターが実在するそうなんです。
ついこの間も電話があり「県警からの業務委託~」と言ったので、電話番号を聞きました。
実家のボロ屋はナンバーディスプレイないので😅
聞いた電話をネットで調べたら本当に県警の委託を受けた民間事業者が運用しているコールセンターのようでした。
ネットで調べてみたら
コールセンターは2010年から、県警の委託を受けた民間事業者が運用している。
19年度は100万回を超える注意喚起を行った。
県警が前兆電話の集中発生を把握すると、エリアや手口などが随時共有され、注意喚起に生かされる仕組みになっている。
県警生活安全部は「コールセンターが資産状況や暗証番号などを尋ねることは絶対にない。犯行グループの先手を打つ形で注意喚起に努め「被害を1件でも減らしたい」としている。
本当にあるんですよ。
私が住んでいる地域だけにあるわけじゃなく、全国色々な地域にあるみたいです。
でもこれって、物凄く紛らわしいと思いませんか?
今回のコールセンターは本物の県警からの業務委託でしたが、同じように詐欺電話で「県警の○○課詐欺なんちゃらかんちゃら~」という本物の詐欺電話もあるわけです。
高齢父は決して電話に出ないからいいけど、高齢母は会話を理解できなくても電話に出てしまうので「警察からのお知らせです」なんて言われるとすぐに信じてしまう。
盗られるものが何一つなくても家族構成などを話してしまったりするだけでも怖い時代ですから。
本物か?闇バイトの詐欺師か?
普通の会話でも理解力ないのに(笑)本物か詐欺師かなんて高齢者では絶対に分からないです。
それに高齢者がいる家庭の名簿が県警から委託先の業者に提供されているわけで、仮にもしもこのリストが詐欺集団や高齢者をカモにする悪徳業者に流出したら目も当てられない。
「2019年度は100万回を超える注意喚起を行った」
と自慢げに語っているみたいですが……
警察庁が発表した資料によると2023年の特殊詐欺の認知件数は、過去15年で最悪となる19,033件(全国)
こんなのやってたって特殊詐欺の被害は減ってないのが現実です。
まぁ、こういう場所をわざわざ作るのも天下り先を作るためなんだろうけどね😩
我が家では「県警からの~などの警察を語る電話は全部詐欺だから」と言ってあります。
「そうなの?わかった」
と高齢母は言いますが、5分もしないでその会話は忘れています😆😅
こういう無駄な努力は5分もしないで直前の会話も忘れてしまう高齢者には無駄。
もっと県民の為になることに大切な税金を使ってほしいと思ってしまうのでした。
今日のごはん
ポテトサラダトーストと柚子茶。
今日も読んで下さりありがとうございました。
いつも当ブログの応援ありがとうございます!
みなさまの応援が私の日々の活力になっています😄