今日はオタク話 フィギュアスケート宇野昌磨選手のコーチ ステファン・ランビエール

2021/01/14

趣味の話と雑談

 


今日、YouTube動画で、久しぶりにフィギュアスケートを見ていました。

始めは、昨年の全日本選手権を見ていたんですけど、宇野昌磨選手とコーチのステファンの姿を観ていたら、途中からはステファン懐古厨となり、ステファンの選手時代の過去プログラム漁りな一日となりました(笑)



試合のたびに、こんな感じで応援してました!


私は、ランビエールコーチが選手時代の頃の大ファンでした。

2003年の世界選手権でステファンのファンになり、2010年のバンクーバー五輪で競技会からステファンが引退するとともに、私のフィギュアスケート熱が萎んでしまい、その後はフィギュアスケートをあまり見る機会が無くなってしまった。それくらいステファンの大ファンでした😄



では、ちょっとランビエール先生をご紹介。


 ステファン・ランビエール Stephane  Lambiel  


生年月日 1985年4月2日(35歳)

出身国  スイス


身長 177cm 

体重 61kg


 主な国際競技会 戦績 

2005-2006年 世界選手権 優勝


2006年 トリノ五輪  銀メダル

2010年 バンクーバー五輪 4位


 現役時代のコーチ 振付師 


ペーター・グリュッター コーチ
サロメ・ブルナー 振付師


ステファンの試合を見ると、キス&クラで一緒に座っている人にも目がいきますよね。

白髪のおじいちゃんがグリュッターコーチ
カーリーヘアの綺麗な女性が振付師のサロメさん。

ステファンはフィギュア選手人口が少ないスイスの小さな町から出現したフィギュアの貴公子なんです😍一時期、ロシアのぺトレンココーチに師事した時もありますが(たぶんジャンプの精度を上げるために。特に3A)でも、やっぱりこの3人で作り上げたプログラムが一番ステファンの表現者としての姿が見られると思います。それくらい絆が深いチームだったと思います。

でも今は、その席にステファンが座っているのですよね。感慨深いです。



 ちょっと気になる私生活 



ステファン・ランビエールで検索すると、必ず「結婚」というキーワードが検索上位に出てきます(笑)みなさん、気になりますよね。


だって……だって、未だにあんなにイケメンなんですもの😍



安心してください!(なにをだ 笑)


ステファンは、未だに 独身 です。 未婚です(笑)


私が知っている限りでは、17歳の頃~イタリアの同じく女子フィギュアスケート選手のカロリーナ・コストナーとの初々しい交際くらいしか浮いた話はありません。

破局してしまいましたが、未だに良い友人関係は続いていて、コスのエキシビジョンの振り付けやアイスショーで共演したりとても仲良しです。


ステファンは、とても繊細で細かく(笑)乙女な部分がたくさんあります。

Instagramの手料理などプロ級な腕前と盛り付けも性格が表れているように、パッと見ただけで繊細で美しいんです。

細かい、というのは、教え子の日本の島田高志郎選手談(笑)

嫌な意味ではなく、一つ一つ丁寧で細やかな指導をする。という意味ですよ😄



ステファン・ランビエール現役時代


ではでは、ここからは競技者だった頃のステファンのお勧めプログラムについて書かせてください。

最近、宇野昌磨選手のコーチになってから、新コーチのステファンにも「あのイケメンコーチは誰?」って、注目が集まるようになってます。

だって……あのイケメン面ですから(笑)


でもステファンはイケメン面だけじゃないんです!


ステファンの現役時代を知らない。という方には、ファンはなぜステファンのスケーティングに魅了されたのか。是非とも知ってほしいです。


私のお勧めプログラムをSPとFSを3本づつご紹介します。私の勝手な解釈ですのでご了承くださいね。


 個人的にお勧めなプログラム SP編 


3位  Blood Diamond 『映画 ブラッド・ダイヤモンド』より


このSPは、2007年の世界選手権でしか見ることができないプログラムです。

世界選手権での演技はジャンプが壊滅で😢結果は残念な出来に終わってはいますが、このプログラムの構成がとても素晴らしいんです。

繊細さと攻撃的な力強さが、サーキュラーステップ、特にストレートラインステップで表現されています。加えて音との融合が完璧。効果的な曲のちょっとした些細な音にも細かな振りをつけています。

オタク目線で言うと、初めのポーズをとった横顔、終わった後の悲壮感漂う顔にボサ髪がカッコよすぎ😍衣装もステファンにしては、ぶっ飛んでいなくて素敵でした(笑)



2位  ウィリアム・テル序曲


2010年  バンクーバー五輪SP


このプログラムは、とにかくリズムが心地いい。この頃のステファンは完全に3Aは飛びません(飛べません 笑)

ステファンのプログラムを見る時は、まずジャンプの出来はおいといて下さい(笑)

見どころは最後のストレートラインステップからラストのスピンまでの流れなのですが、ストレートラインステップの音楽との調和、そして続くバタフライシットスピンの高さと美しさ、これぞ蝶の羽ばたきですよ😍ラストの高速スピンまでの流れが最高のプログラムです。音楽をとても効果的に使って観客を魅了して楽しませる正党系のプログラム。だけど、衣装はぶっ飛んでます(笑)

オタク目線で言うと、日本で放送されたカメラワークのみでしか見れませんが、ストレートラインステップ最後に、ほんの少しカメラ目線で微笑む。その00.1秒のイケメン面にノックダウンします(笑)

ラスト、高速スピンに気合が入りすぎちゃって、ちょっと鼻水出ちゃったのはご愛敬😆



1位  ドラリオン  シルク・ドゥ・ソレイユより


2006年 トリノ五輪SP

このシーズンは初めはマラゲーニャという曲を使用だったのですが、トリノ五輪直前にドラリオンに変更しています。曲変更はステファンにはよくある事なんで(笑)

トリノ五輪直前に足を少し怪我してしまって、3Aは2Aになり、4T-3Tの3Tでは着氷に流れが無く、技術的には最高のパフォーマンスではなかったとは思うのですが、このプログラムの音との調和は、私にとってはステファン史上、最高のプログラム(SP)だと思っています。

特にサーキュラーステップからスピン、最後のストレートラインステップへ続く構成全てが効果的な音楽との調和と独創的な振り、難しいステップをいとも簡単にこなしながら流れるように続いていきます。

オタク目線でいうと、演技が終わって、悲壮感漂うしょんぼりする顔が、またイケメンなんです(笑)

このシーズンの世界選手権では3Aもほぼ決まった(笑)ジャンプ的には五輪よりもいい出来だったのですが、トリノ五輪の時の方が、サーキュラーやストレートのステップ、緩急のある上半身の動き、音楽との調和や音ハメなど全てを含めて、私はトリノ五輪の方が好きです。



おまけ……

スパニッシュ・キャラバン


2005年世界選手権(モスクワ)SP

ステファンのプログラムでいわゆるノーミスという演技は滅多にみれません!

いや、多分これだけじゃなかろうか(笑)

このSPでの演技は、苦手な3Aも完璧。続く4T-3Tも完璧というステファン史上、信じられないジャンプの出来でした😆このプログラムでは、ストレートラインステップからサーキュラーステップへ連続してのステップ構成になっているのですが、ここが特に素晴らしいんです。

ただ、私のSP萌え要素には今一歩(笑)技術は完璧だけれども、ステファンらしからぬ正党系のSPだったので、Best3からは外させて頂きました。お許しを。





 個人的にお勧めなプログラム FS編 




3位  ショコラ  『映画 ショコラ』より


2003年世界選手権(ワシントンD.C) 予選FS


ステファンの大ファンになったきっかけのプログラム。
このワシントン世界選手権は、まだ旧採点システム時代です。6点満点時代ですね。
なので、予選、SP、FSと3回滑って競う時代だったんです。とても過酷な時代でした。

この当時はTV放送も今みたいにたくさんの選手を放送してはくれなかった時代。
ほとんど上位5~6人くらいしか放送してくれなかったんです。ミスが多かったりするとトップ選手でもダイジェストになってたり(笑)
そんな中で17歳のステファンが最高のパフォーマンスを予選で見せてくれました(結果、予選だけしか良い演技が出来なかったんですけどね 笑)

この当時はジャンプが決まるかが全て。みたいな所もあって、トップ選手は別ですが、下位選手だとジャンプばかりに気を取られていて、スピンは遅く軸はダメ、ステップも止まりそう、グルグル周回して加速してジャンプでつなぎもなく、時々止まって振り付けしてるふり(笑)みたいな選手も多かったんですよ。

そんな中で、今の採点システムでも通用するようなプログラムを滑っていたのがステファンだったんです。

もう一気に大ファンになりました😄

初々しい表現と、美しい3A、4T-3T、その他のジャンプも幅も高さもあって良かったし、何よりもつなぎの細かさと独創的なステップ。他の選手を圧倒する高速スピン。
ランビエール時代は、全てがここから始まりました(笑)

衣装も可愛いステファンを存分に堪能できるので是非、見て欲しいプログラムです。
ただし、予選だけね(笑)




2位  四季 Four Seasons アントニオ・ヴィヴァルディ

2006年 世界選手権(カルガリー)決勝FS


このプログラムも大好きなのですが、私が個人的に凄いと思っているのは、一度もプログラムの流れが止まることが無いんですよ。

例えばジャンプ成功して着氷後に、次のエレメンツの為に足元バタバタ、腕をブンブンと漕ぎ漕ぎする。
こういうシーンを見たことあると思うのですが、そもそもプログラムの構成自体が濃密でないから、この現象が起こると思うんです。

しかし、ステファンのこのプログラムには、そのシーンが全くありません。初めから、そのような現象になる要素がないんですよね。
ジャンプ着氷後に即座にステップ、スピンなどのエレメンツのつなぎが心地よく組まれています。なので、一度でもジャンプを失敗すると、大きくエレメンツの取りこぼしが出てしまうくらい濃密なんです。

途中立ち止まって……というシーンも多いのですが、だからこそ、その後のプログラム構成が鬼なんです。ラストの何気ないと思われるステップも難しいエレメンツがてんこ盛り。

このカルガリー世界選手権、ラストの観客総立ちのスタンディングオベーションには震えました😄


ぶっ飛んだシマウマ衣装もステファンの代名詞となりました。
この衣装が生まれたのは、この四季を聞いた時に、ステファンの頭の中に、森に迷ったシマウマが~というとんでも発想からきているらしい(笑)さすがの振付師のサロメさんも、その話を聞いた時は、「この子は頭がどうかしたんじゃ……」という笑い話は有名(笑)



1位  ポエタ    

2007年 世界選手権(東京) FS


日本でもステファンのファンが激増したプログラム。
ステファンを語るときに、このプログラムは絶対に外せませんね。

このプログラムは、チームステファンの振付師サロメさんじゃなく元フラメンコダンサーのアントニオ・ナハロさん振り付けです。
だから、元フィギュアスケート選手や経験者が振り付けをする場合、ある程度、選手ができる範囲が想像でわかる振り付けになると思うのですが、ナハロさんはフラメンコダンサー。
その為、このプログラムは、フラメンコダンサーとフィギュアスケート選手の融合という意味でも非常に濃密で難しく、全く新しい意味でのフィギュアスケートの振り付け構成となっています。

実は、ステファンはこのシーズンの途中、モチベーションの低下でGPSカナダ大会以降、国際大会に出場していませんでした。

「引退か?」などと言われていて、あの頃の私の悲しみと言ったら😭

でも、このプログラムはナハロさんと作っていたんです。

この世界選手権東京大会で見る前に、アートオンアイスというアイスショーで披露していたんですが、それを見た時の私の萌え度はMAXでした(笑)
でも、結果的にこのアートオンアイスで「ポエタ」を披露したことが、ステファンのモチベーションアップになり世界選手権出場の決意が出来たんですよね。
アートオンアイスはジャンプ構成は競技会とは若干違いますが、ラスト終わった瞬間のステファンの顔が獣のような野獣顔で(笑)本人の感情もMAXになった瞬間でした。

このFSは、ジャンプのミスはいっぱいあります(笑)

しかし‼フィギュアスケートはそれだけじゃないんだよ。という代表的なプログラム。

また、プログラムの構成が、四季の時と同じで、繋ぎが素晴らしいんです。
スリーターンからのループ着氷から即座にサーキュラーステップへと続く部分に代表されるように、エレメンツのつなぎに無駄な個所が一つもなく、尚且つ音ハメが完璧。繊細なスピンも指先まで柔らかさや力強さを表現し、ラストのストレートラインステップの複雑な組み合わせのステップを踏みながら、音を外すことなく表現するし、強弱の付け方が圧巻です。そこに、ナハロさんのフラメンコダンサーの振り付けを上半身で表現しているのですから、もう本当に凄いの一言。

まっ、いつも通り、気合が入りすぎちゃって、ラストのポーズ2回やっちゃった。というお茶目な部分もありますが(笑)

オタク目線で言うと、スタート直後、ポーズをとった瞬間に、左の眉が一瞬ピックっと動く。ただそれだけで萌えます😍
いつも可愛い乙女なステファンが、野獣のごとくキス&クラで叫ぶ姿もみれますよ😆


あともう一つ、チームステファンの振付師サロメさんが、いつもステファンと二人三脚で振り付け考えているのに、今回は自分の振り付けじゃないから、ちょっぴり寂しそうな表情にも注目(笑)



おまけ……

椿姫  La traviata 


2010年 欧州フィギュアスケート選手権(タリン)FS


バンクーバー五輪の年。
初めは、ジャパンOPでも披露されていた「ブエノスアイレスの秋」というタンゴの曲だったのですが、欧州選手権から「椿姫」に変更されました。

結果、大正解だったと思います。

ブエノスアイレスの秋は、私はステファンの表現者としての音楽には全然合っていない競技会用プログラムだと思っていて、どうもしっくりこなかったんです。繋ぎもよくない。

なので、欧州選手権前にプログラム変更のニュース記事を見た時は歓喜しました(笑)


初めて欧州選手権で、このプログラムを見た時は、もう「さすがサロメさん」と思った!

今までのプログラムとは180度違ったバレエ要素が盛りだくさんに組み込まれ、いつも通りの心地よいつなぎと音楽にピタリと合わせた繊細な振り付け。一つ一つのエレメンツが指先まで美しく、最後のサーペンタインステップでかかとが引っかかって転倒してるけど、そのステップがまるでバレエをみているような美しさなんです。

まっ、相変わらずジャンプは壊滅ではありますが(笑)プログラム構成は、とても素晴らしいと思っています。


バンクーバー五輪の時は、ジャンプ壊滅でモチベ下がって、最初から最後までステファンらしからぬ出来でした。いつもジャンプ壊滅でもエレメンツは美しいのですが、やはり五輪で全てを出し切るためのモチベーションは別格なんだな。と改めて知りました。



 ステファン まとめ 



長々と書いてしまいましたが、いかがだったでしょうか?

いや、違う。という意見も多々あったとは思いますが(笑)本当は全部好きなプログラムばっかりなんです😂

ただ、若い頃のステファンのプログラムもとても躍動感があって好きなんですけど、だんだんと完成されていった選手後半のプログラムの方が、やはり見どころがたくさんあります。

ステファンはいつも高速スピンが一番注目される選手だったのですが、スピンも勿論美しいのですが、私個人は、サーキュラーステップ、ストレートラインステップの独創的で音楽との調和が美しい所にも注目して欲しい。

私の言う音楽との調和なのですが、例えば、効果音のように ジャンッ♪ という音が鳴っていても、それを無視した動きをしていると、なんとなく見ていて違和感があることありませんか?


フィギュアスケートのトップ選手は、音楽のリズムをとても心地よくスケーティングにのせて表現されています。まるでメトロノームにのっているような動き。

ステファンはその代表だと個人的に思っていて、緩急の付け方、音楽とのつなぎの振りの構成がとても素晴らしいんです。

また一つ一つのエレメンツの姿勢も美しいです。フリーレッグ(使っていない足)が綺麗なんですよね。


たくさんの大会動画がYouTubeにUPされていますが、長年ステファンを見続けてきた私が、何万回と(笑)見続けてきた大会のランキング。


上記のプログラムを見る機会があったら、是非、他の大会とも見比べてプログラムを鑑賞してみてくださいね!



 総合まとめ 



私はジャンプやスピンなどの見分けは出来るけれども、それ以外はあまりルールには詳しくないかもしれません。

でも、フィギュアスケートに魅了される瞬間って、ルールに詳しくない人をも惹きつけるプログラム。

それに尽きると思うんです。いや、選手の男前度もあるかもしれませんが(笑)



私は旧採点時代からステファンが引退するまでのフィギュアスケートファンですが、新採点システムに移行したころは、色々と採点システムの不透明さにファンも違和感を持たれたりと問題も多かったと思います。

でも、今現在のフィギュアスケート選手たちを見ていると、紆余歪曲へて、今こそが本当のフィギュアスケート時代なんだろうな。と思っています。

みんなスケーティング美しいし、スピードあるし、エッジエラーもないし、プログラム構成濃いし、選手生命も長くなり、そして全ての技術が高い。いやレベルが高すぎる(笑)


ステファンのようにジャンプが壊滅でもプログラム構成が素晴らしい選手も勿論存在するとは思うのですが、ステファンだってジャンプ壊滅の時は優勝なんてできませんでした。

やはりアマチュア競技会。

技術も芸術も兼ねそろえた選手こそが、王者として相応しいのは、昔から変わることはありません。


今年は、レジェンド羽生結弦選手に、他のスケーターたちがどれほど近づけるか?

楽しみにしたいですね。



私も今年の世界選手権は、チームステファンの門下生たちの活躍を楽しみにしながら応援したいと思います!

そして、ステファン先生のキス&クラの姿も楽しみにしたいです!





最後まで読んで下さりありがとうございます😄



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