そもそも論なのですが「オタク」「おたく」とは、1970年代に日本で生まれた呼称であり、ポップカルチャーなどの愛好者を指している
Wikipediaに詳しく書いてありますので詳細省きますが興味のある方はWikipedia読んでみてください。
私にとってのオタクとは
私は、明確な定義はなく、何となく「○○が好きすぎる人」「好きなことにとことんのめり込んでる人」みたいな意味で使用してしまっていました。
「オタクは差別用語」みたいな記事を読んで「えっ!」とビックリしたわけです。
カテゴリーに「オタク話と雑談」と使用していたので、う~ん、ちょっと考えて「趣味の話と雑談」にカテゴリーラベルを変更しました。
人に対して揶揄したりしなければ差別用語には当たらないとは思いますが、現在は普通に使われている「オタク」という言葉が差別用語としてとらえられてしまう事もあるのですね。
私の印象では、オタクとは何かしらを突き詰めたマニアな人みたいな気がしていました。
アニメ、映画、プラモデル、ゲームから、雑学などの知識人なんかもオタクのカテゴリーだと勝手に思ってた。
たまに大好きな映画やアニメの話とかしていて「オタクじゃん」と相手に言われると、まるで自分が博識だと言われているみたいで鼻高々になってしまうくらい嬉しかったですよ。私は😁
この間も、夜のお掃除のバイトの最後のゴミの分別作業中に、ちょっとだけみんなで雑談することがあるのですが、おばちゃんが「最近、TVも面白くなくて退屈」という話から始まって「○○さん、普段に何見てるの?」とふられたので、私の家にはTVが無くて、ネットで映画やアニメを見てます。と言ったら、若いバイトの子が「○○さん、オタクですか?😲😍」とビックリと嬉しそうなリアクションとられました(笑)
そこまで詳しくないけど……
と、答えた私なのですが、私の中でオタクと言う言葉は、博識&マニアの人と捉えているので(笑)でもその後、映画やアニメ話で盛り上がって、若いバイトの子たちとも少しだけ距離が縮まった気がして嬉しかったです。
昭和生まれにとってのオタク
今の若い人のオタクのイメージは、昭和のおたく、オタッキーみたいな、電車男に出てくるようなリュックしょって、ポスターさしてみたいなくくりではないでしょ?
たぶん……そもそも「電車男」も知らない人も多いのかも(笑)
オタクで思い出しましたが、私のような昭和世代にとってのオタクと言えば「宅八郎」さん。微妙な長髪、紙袋にポスター?みたいな風貌で、当時はいろんな芸能人も真似していた記憶があります。
実は、母が倒れてから実家の片づけをしていた時に、母の寝ている部屋にずっと飾られていたUFOキャッチャーで取ったであろう薄汚れた眼鏡をかけた黄色いシャツ姿のぬいぐるみがあったのです。今思い出してググってみたら、間違いなく「宅八郎」さんのぬいぐるみだった(笑)汚かったので、もう捨てちゃったけど😅アミューズメントの景品にもなっていたんですね。
ん?でもよ~く考えたら我が実家に30年以上も同じ位置に飾ってあったのですね(笑)
でも宅さん、実は元々ライターの方で、雑誌にコラムとか書いてる人だったみたいです。オタクブームの後は、フリーライターとして活躍し、雑誌記事などのトラブルで訴訟バトルしていたりなど色々とあったようですが、この記事を書きながら懐かしくなってググってみたら、昨年、お亡くなりになっていました。まだ57歳という若さ。ご冥福をお祈りいたします。
最近は、昔は気軽に使っていた言葉も「差別用語」に当たったりして、言葉は難しいな。と思う事もあります。
でも、ある人は言われて嬉しかったり気にも留めない言葉でも、ある人には心が深く傷つく言葉であったりするものです。
オタクというイメージも、現在ではその言葉も浸透して人気漫画やアニメのタイトルなどにも使用されているし、悪いイメージや人を揶揄した使い方ではなくなってきていますが、時に凶悪な犯罪が起きてしまった時、アニメ好きや何かに拘ったマニアックな被疑者だったりすると、オタクと言う言葉も蔑称となってしまうこともある。
言葉は刃物なんだ。使い方を間違えれば厄介な凶器になる。
アニメ「名探偵コナン」の中でコナンくんが元太くんに言った言葉。
改めてこの言葉を胸に刻んでおこうと思います。
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